WOODWISEー「木だったらいいな」をカタチにー

トライコヤ

環境負荷を低減する
屋外用の新しい木質パネル

a new breed of MDF

トライコヤは、耐腐朽菌性能に対し、地上での使用は50年、地中淡水中では25年間のメーカー保証を持つ高耐久化木質パネルです。
アセチル化処理*した木材繊維をMDF(中密度繊維板)パネルに成形したもので、通常のMDFと見た目はほぼ変わりませんが、優れた耐腐朽菌性能と寸法安定性能を兼ね備えているため屋外での使用が可能です。

トライコヤの特性

  • 屋外での優れた耐久性能
  • 水に強い高い寸法安定性能
  • 材の芯まで均一な耐腐朽性能
  • 様々な形状に加工可能
  • 防腐薬剤を使用せず安全
  • 高い防蟻性能
  • FSC®森林認証製品

防腐防蟻性能、寸法安定性能

基本的な性能はアセチル化処理された木材と同じで高い防腐防蟻性能がありますが、木質パネルとしてのトライコヤの最大のメリットは、湿気や水を吸っても殆ど膨張しない優れた寸法安定性能です。

  • 野外防腐防蟻試験(試験地:鹿児島県)
    通常のMDFでは、地中に埋まっていた部分が腐り大きく破損(写真1右)、地上部分は厚く膨張しています(写真2右)。一方、トライコヤは腐れや寸法変化が見られず、シロアリによる被害も生じていません(試験開始後3年6か月経過時)。

経年変化

風雨に晒される環境で無塗装のトライコヤを使用する場合、経年に伴い、表面には徐々に毛羽立ちが起き、大気中に浮遊する粉塵や微生物などの付着によって色合いも変化します。

加工性

トライコヤは、木工機械を使用し、繊細でシャープな形状を作ることができるので、FRPや金属よりも加工がしやく、製作コストを大幅に下げることが可能です。接着や塗装もできるので、仕上げの形や表面処理を工夫すれば、MDFとは異なる、様々な質感を表現することができます。更にそれを屋外用途とできるのがトライコヤの強みです。

パネルサイズ

[厚×幅×長] 6×1220×2440、9×1220×2440、12×1220×2440、15×1220×2440、18×1220×2440

用途

トライコヤは、外壁、破風板、各種装飾、窓・ドアの部材、屋外什器・家具、ガーデン用品、看板等、様々な用途でご使用いただくことが可能です。

*アセチル化処理は、木材の内部にある親水性の水酸基の数を少なくし疎水性のアセチル基の数を増やし木材に高い疎水性を付与する改質方法です。アセチル化処理は、他の木材の改質方法と異なり、本来木材に含まれない成分は改質後も含んでいない安全で環境性能も非常に高い木材の改質方法です。

TRICOYA®およびロゴは、Accsys Group Titan Wood社の登録商標です。

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