WOODWISEー「木だったらいいな」をカタチにー

トライコヤ


屋外で、
木質パネルをもっと自由に。

木工でつくる自由を、そのまま屋外へ。

トライコヤパネルは、MDFならではの高い加工性と塗装性に、優れた寸法安定性と腐朽に対する耐久性を組み合わせた、屋外・高湿度環境に対応する木質パネルです。

一般的な木工工具や設備、CNCを使って、切る、削る、穴をあける、くり抜く、彫るといった加工ができ、接着や積層によって形や厚みを広げることもできます。さらに、平滑で均質な表面を活かして、塗装による色や質感の表現まで自由に考えることができます。

木工の技術で加工し、接着して組み立て、塗装で仕上げる。そうした木質パネルならではの自由なものづくりを、屋外へ広げられることが、トライコヤパネルの大きな魅力です。

外壁や軒天、外部ドア、ルーバー、サイン、屋外家具や収納、フェンスや門扉、景観製品まで。材料の制約から形を考えるのではなく、つくりたいものから発想する。トライコヤパネルは、屋外の設計とものづくりに、新しい可能性をもたらします。

木工工具・設備を使って、自由に加工できます。

トライコヤパネルを部材や製品に加工する際は、MDFと同じように一般的な木工工具や設備を使用できます。

切断、穴あけ、切削、ルーター加工に加え、CNCによる細かな輪郭や開口、溝、レリーフ、文字、連続したパターンなど、精度の高い加工にも適しています。均質なMDFだからこそ、木目や節に左右されることなく、細かな加工や複雑な形状にも対応できます。

一枚のパネルから形を切り出すだけでなく、用途に適した接着剤を使って部材を組み立てたり、複数のパネルを積層して厚みをつくったりすることもできます。積層した材料をさらに切削することで、一枚の板厚ではつくれない立体的な形状へ展開することもできます。

また、トライコヤパネルは表面だけに耐久処理を施した材料ではありません。アセチル化した木材繊維からパネル全体がつくられているため、切断やくり抜き、深い切削を行っても、内部から未改質の芯材が現れることはありません。

形状や製作数量によっては、型を使って成形する方法とは異なり、パネルから直接加工することで、製作工程やコストの面でメリットが生まれる場合もあります。

塗装で、色や質感まで自由に。

トライコヤパネルは、平滑で均質な表面を持ち、塗装仕上げにも適しています。

木目を見せることを前提とせず、色、艶、質感まで含めて、建築や製品の意匠に合わせた表面をつくることができます。木質パネルでありながら、塗装された一つの「面」として自由にデザインできることも、大きな特長です。

さらに、水分や湿度による寸法変化が小さいため、屋外でも塗装下地が動きにくく、塗膜への負担を抑えやすいという利点があります。

トライコヤパネルの塗装仕様について、複数の欧米の塗料メーカーは、トライコヤパネルとの適合性や性能を検証した技術資料を公開しています。水性造膜型を含む屋外用塗装システムにも、長年にわたる使用実績があります。

つまり、トライコヤパネルは単に塗装しやすいだけではありません。高い寸法安定性と良好な塗装性が組み合わされていることで、屋外で色や質感を活かした意匠を考えやすい材料です。

一方、無塗装で屋外に使用した場合は、材料そのものの耐久性や寸法安定性とは別に、紫外線や風雨の影響による毛羽立ち、変色、汚れやカビなどの付着といった表面の経年変化が生じます。こうした変化を意匠として活かす使い方もありますが、外観を維持する場合には、用途に応じた塗装などの仕上げが必要です。

自由な加工を屋外で活かす、高い寸法安定性と耐久性。

細かな形状を精度よく加工できても、水や湿度によって材料が大きく膨張・収縮すれば、その形や納まりを屋外で維持することは難しくなります。

トライコヤパネルは、原料となる木材をアセチル化することで、水分変化に伴う膨張・収縮を大幅に抑えています。そのため、細かな開口や輪郭、部材同士の目地、扉の納まり、ルーバーの間隔など、寸法変化が外観や機能に影響しやすい用途でも、高い加工精度を活かすことができます。

同時に、腐朽菌による劣化に対して高い耐久性を備えており、所定の保証条件のもと、腐朽菌による劣化に対して地上使用50年、地中および淡水中25年のメーカー保証が設定されています。

日本国内でもJIS K 1571に準拠した野外試験が行われており、長期間の屋外暴露後も、通常のMDFで問題となるような著しい膨潤や剥離、腐朽が抑えられていることが確認されています。防蟻試験でも、長期にわたる試験が継続されています。

野外防腐防蟻試験 JIS K1571準拠(鹿児島県)

防腐試験の試験体 約7年5ヵ月経過

防蟻試験の試験体 約10年8ヵ月経過

すぐれた特性の組み合わせが、トライコヤパネルの特長です。

トライコヤパネルを特徴づけているのは、何か一つの性能だけではありません。

MDFならではの細かな加工ができる。接着や積層によって形や厚みを広げられる。塗装によって色や質感を自由に仕上げられる。そして、水や湿気による寸法変化が小さく、腐朽に対して高い耐久性を持っている。

こうした優れた特性を一つの屋外用パネルが組み合わせて持っていることこそ、トライコヤパネルの大きな特長です。

屋外で使えることと、自由につくれること。どちらか一方ではなく、その両方を求められるところに、トライコヤパネルならではの可能性があります。

建築外装から、建具・家具・サイン・景観製品まで。

トライコヤパネルは、フラッシュ構造の外部ドアの面材をはじめ、外壁や軒天、屋外サイン、屋外キッチンや収納の扉、ルーバー、フェンスや門扉、屋外家具など、さまざまな用途に使われています。

形状も、つくり方も、仕上げ方も異なるこれらの用途に一つの材料が対応できるのは、加工性、接着性、塗装性、寸法安定性、耐久性といった特性が組み合わされているからです。

平らな面材として使う。細かな形を切り出す。部材を組み合わせる。厚みをつくって削り出す。塗装によってまったく異なる表情に仕上げる。

用途を限定するのではなく、求める形や機能から使い方を考えられることも、トライコヤパネルの魅力です。

下地や背面材にも、高耐久パネルという選択。

トライコヤパネルの価値は、完成後に見える部分だけに限りません。

外装の下地や背面材など、完成すると見えなくなる部材は、劣化しても簡単には交換できない場合があります。表面材や周囲の部材まで取り外す必要があれば、部材そのものの価格以上に、補修や交換に大きな費用と手間がかかります。

そのような場所では、交換しにくいからこそ、耐久性と寸法安定性の高い材料を使うことに意味があります。

トライコヤパネルは、意匠をつくるための材料としてだけでなく、完成後には見えなくなる部分を長く機能させるための材料としても活かすことができます。

屋外だからこそ、もっと自由に。

屋外用の材料だからといって、形やつくり方、仕上げ方を先に制限する必要はありません。

木工工具やCNCで自由に加工し、接着して組み立て、塗装で仕上げる。そして、高い寸法安定性と耐久性によって、それを屋外で長く使う。

トライコヤパネルは、これまで材料の制約によって難しかった形や製品、つくり方を、もう一度考え直すきっかけになる屋外用パネルです。

用途や形状の検討段階から、ご相談ください。

取扱いサイズ

厚さ 幅 × 長さ
6 mm 1220 × 2440 mm
9 mm 1220 × 2440 mm
12 mm 1220 × 2440 mm
15 mm 1220 × 2440 / 3050 mm
18 mm 1220 × 2440 / 3050 mm

よくあるご質問

Q. 雨に濡れる場所でも使用できますか。
A. はい。水分は吸収しますが、寸法変化が非常に小さく、雨がかりや高湿度の環境でも使用できます。
Q. 屋外では塗装が必要ですか。
A. 耐久性や寸法安定性を維持するために塗装は必要ありません。ただし、無塗装ではグレー化、毛羽立ち、汚れ、カビや藻類などの付着が生じます。
Q. 一般的な木工機械や工具で加工できますか。
A. はい。一般的なMDFと同様に、丸鋸、ルーター、ドリル、CNCなどで加工できます。
Q. 切断や切削をすると、耐久性は低下しますか。
A. いいえ。パネル全体が同じ性質を持つため、切断や深い切削をしても未処理の芯材は現れません。
Q. どのような塗料を使用できますか。
A. 一般的な木材用塗料を使用できます。表面は吸水性があるため、基本的にはプライマーを下塗りとすることを推奨します。
Q. ビスや金物は何を使用すればよいですか。
A. SUS304またはSUS316を推奨します。海岸部など腐食条件の厳しい場所では、SUS316が適しています。
Q. 接着して使用できますか。
A. はい。PU、EPI、エポキシ、PRFなどの接着剤を使用できます。屋外用途では、耐水性・耐久性に適した接着剤を選定してください。
Q. 曲面にも使用できますか。
A. はい。薄いパネルであれば、緩やかな曲面に沿わせて使用できます。
Q. 施工や使用時に、特に注意することはありますか。
A. pH9を超える液体との接触は、メーカー保証の対象外です。 コンクリートやモルタル、アルカリ性の洗浄剤などを使用する場合は注意してください。

弊社が取り扱うトライコヤパネルは、アコヤと同様にアセチル化処理された木材を原材料とし、メダイト社がMDFとして製造したものです。Tricoya®は、Accsys Groupの一員であるTitan Wood社の登録商標です。

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