2014/01/15 Accoya® Forum In Japan 2014 開催
木材は、本来、再生可能、生分解可能、持続可能な優れた資源。しかし屋外での使用にも高い耐久性能を持ち、金属や樹脂などの既存の屋外用素材に代り、長期的にCO2固定が可能な温室効果ガス削減に寄与する屋外用の新しい木材が求められています。 アクシステクノロジーズ社が開発し2007年より製造を開始している「アコヤ」は、FSC森林認証を持つ樹齢25年程度のニュージーランド産パイン材を使用し、独自のアセチル化処理技術により、樹齢の2倍以上の屋外耐用年数を実現する木材です。「アコヤ」は、日本では2009年より池上産業株式会社が販売を始め、現在では30ヶ国以上で使用されています。 本セミナーは、アセチル化木材「アコヤ」に係わる欧米の研究者、エンジニア、建築士、技術者が、その性能と可能性を明らかにし、次世代型高耐久木材「アコヤ」の今を解説します。
講演内容および講演者
「木材のアセチル化処理の解説およびアコヤの性能の検証」
Roger Rowell
University of Wisconsin
ウィスコンシン大学 農業生命科学部 名誉教授 (アメリカ)
アセチル化処理木材の世界的第一人者
「塗装基材としてのアコヤについて解説」
Mark Hubbert
Teknos (UK) Limited
テクノス社 テクニカル・ディレクター (イギリス)
「アセチル化木材の高含水率下での強度特性の検証」
Simon Aicher
University of Stuttgart
シュツットガルト大学 材料試験研究所 教授 (ドイツ)
「スネークブリッジ他、アコヤを使用した事例の解説」
Frank Miebach
Schaffitzel+Miebach GmbH
シャフィッツェル+ミーバッハ社 代表 (ドイツ)
大断面集成材構築物設計製造会社。
「水に沈むモーゼの橋他、アコヤを多用した建造物の紹介」
Ronald Koster and Adrianus Kil – RO&AD Architecten
RO&AD建築設計事務所 代表 (オランダ)
「アコヤの特性および建築土木での木材の利用全般について」
Andrew Lawrence – Arup
アラップ社 アソシエイト・ディレクター (イギリス)
世界最大手の構造・設備・建築設計コンサルティング会社。
日時: 2014年3月6日
講演会 14:00~17:00
懇親会 17:15~18:30
場所: 東京木材会館(東京木材問屋協同組合)7階 檜ホール
申込: セミナー参加申込サイトからお申込み下さい https://woodwise.jp/AFJ2014/