グレーを基調とした医療建築
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ニュージーランド・パーマストンノース病院内に新設された急性精神医療棟「Palmerston North Acute Mental Health Unit」では、アコヤグレー材が外壁に採用されています。患者やスタッフに安心感を与える温かみのある建築を目指し、木質素材の質感を活かした落ち着いたデザインが特徴です。
外壁には、複数の幅を組み合わせたアコヤグレーの羽目板を使用し、木のラインが織りなすリズムと陰影が外観に豊かな表情をもたらしています。さらに、レンガ調の壁面や金属系パネルなど異素材と組み合わせることで、建物全体に奥行きと安定感のあるデザインを実現しています。
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物件: Palmerston North Acute Mental Health Unit
設計: CCM Architects
施工: LT McGuiness
住所: ニュージーランド、パーマストン
撮影: Paul McCredie