Stadtcasino Basel 増改築プロジェクト
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1876年に建てられたスタッドカジノ・バーゼル コンサートホールの増改築プロジェクト(スイス)。設計はヘルツォーク&ド・ムーロン。
既存部分の壁面は石造りですが、増築部分は、 既存部分のスタイルを踏襲し、同時に軽量化と サステナブルな資材を使用することが求められました。モックアップを作り、2年間かけ、精密なディテールを実現する寸法安定性能、塗装の性能 などを検証し、最終的にアコヤが採用されました。
選考過程でアコヤは、高い屋外耐久性能がありながら、 温室効果ガスを削減し、再生可能な材料であることが 高く評価されました。
アコヤの表面は木目を引き立てる為に浮造りされ、 塗りつぶし塗装で仕上げられています。 最後の写真の左半分が増築部分でアコヤが 貼られています。右半分は既存部分で石造です。 歴史的建築物に、最新の材料が使用された事例の一つです。
改装された内部は ArchDailyでご覧いただけます