多孔体:2畳⊂4.5畳
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日本有数の豪雪地・越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。
メインイベントのひとつとなる企画展〈方丈記私記〉。その中で、四畳半の中に二畳の和室が埋め込まれた入れ子の構成をした作品に積層ソリッドパネルを採用いただきました。
複雑な細かい加工にも対応できる大判なサイズである事と、強度と寸法安定性を高めた積層材である事が採用の決め手となったようです。
約30組のアーティストが表現した空間が仮想の「村」として集まり、長期的には各空間が「町」へ移植され地域を活性するという、「越後妻有方丈村百年構想」の発端となる展示だそうです。
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作品名: 「多孔体:2畳⊂4.5畳」
設計・施工: 藤木隆明 + 工学院大学藤木研究室 + 佐藤由紀子